[新規] 家電の落雷対策に雷を通さないブレーカー

家電の落雷対策にはコンセントを抜くと良いと聞きますが
家の中にコンセントって本当にたくさんあります。
１部屋ずつ回って全部のコンセントを抜いて
またはめるのはとても大変です。
そこで、ブレーカーを落とすのが良いと思うのですが
ブレーカーを落としていても端子間の隙間が小さいと
運が悪いとショートしてしまうと言う事を小耳にはさみました。
雷を通さないブレーカーだったら
対策が楽になるのかなと思います。
ただ、アース線や電話線、テレビのアンテナからくるのは
防止できないですけど・・・。
雷って怖いですね。


ジャンル：暮らし
タグ：家電 落雷 雷 ブレーカー コンセント

家庭用のブレーカだと、ブレーカを切っても確率上、１０回の雷のうち３回は端子を飛び越えて雷サージが侵入してきます。ですから、他に何の対策もされていない一般家屋では、ブレーカを切れば「運が良ければ免れる」というのが本当です。ＪＩＳ（日本工業規格）に一般家屋も対象の新たな雷対策の規定ができて、２００３年以降、実施されています。実はこのＪＩＳによる雷対策とブレーカ断を併せると、危険率は桁違いに下がり、まず被害はなくなります。規格なので家の新築・増改築時にはやらなければならないのですが、残念ながら「罰則」がなく、雷対策をやらないからといって家屋が建てられないというわけではないので、日本ではほとんどの一般家屋が無対策です。うちのお客さんも結構、「やられた」と言われるので、「ちゃんと対策しませんか？？」と言うと、間違いなく「無理してやることはない！！」と怒られてしまいますので、知らん顔しています。ちなみに雷の被害は被るところが決まっていて、一度雷にやられた家は、きちんと規格どおりに対策しない限り、毎年のようにやられるので、電気屋としてはそのたびに製品を買ってもらえ、そのほうがよほど儲かりますから、本音、怒られてまで余計なことは言わないです。