[既存] 打楽器の音をサンプリングする時は棒を布で包む(0)

アイデアマンさん　2011-12-01 14:24:34

木琴の叩き棒は音がソフトになるように真綿か何かで包んでありますよね。サンプラーという、この世の音を録音すると自動的にその音に音階を付けて鳴らせる機材があるんですが、これって打楽器のキットになったりもするんです。ドの位置にバスドラ、レの位置にスネア、ミファソラにタムタムの音を振り分けたり。それこそ机を指で叩いた音から、車のエンジン音、スイッチのカチッという音まで何でもタイコのセットにしてコンピュータで鳴らせます。いろんな音をサンプリングする時に一工夫して、例えば木の棒に布や紙を被せたりすると音が柔らかくなります。ティッシュとかハンカチ、ガムテープとか、いろんな物を被せて、いろんな物を叩くと沢山のサンプルが録れます。ガラスや鉄の棒で木材を叩くとか、プラスチックをプラスチックの棒で叩くとか工夫次第で無限の可能性があります。サンプラーは最初、80年代にアメリカのＥＭＵ（イミュー）社がイミュレーター1というモデルを300万円で発売したのですが、例によって日本のＡＫＡＩ社が大幅なプライスダウンで発売し、一気に普及しました。当時、あるアメリカ人が「日本人は何でも真似する」と不満を洩らしたそうですが、今は日本の技術が韓国や中国でコピーされて、同じ思いを味わうことになりました。サンプラーは現在中古市場で数千円～数万円で売られているので一台手に入れると何かと活用できて便利です。よくテレビでお客がスタジオにいないのに笑いが起こるのを聞いたことがあると思うんですが、あれもサンプラーです。アニメで出す効果音もそうです。ピアノのコードなども一度和音でサンプラーに取り込んでしまい、コンピュータで上げ下げすればシーケンスさせる時に楽です。ネコやイヌも歌わせることができますよ。

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