[既存] ネットカフェ難民には寝袋がオススメ

最近の寝袋はヒマラヤ登山も想定してあるのか、極寒の冬でも暖かいです。5000円からホームセンターで売ってます。下に敷く銀色のシートはダイソーなどで105円で。スポーツ施設などは夜中誰もいないのでゆっくり寝れます。朝7時ごろにみなさん出勤なさるので、太陽が昇ったら本屋か公園あたりに移って迷惑をかけないようにするといいです。野宿生活に慣れると自分のお気に入りスポットも見つかり、暮らしの幅が広がります。節約や節電も覚えられて一石二鳥です。



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タグ：災害・復興・暮らし

寝袋を用意しておくと何かと便利、
という話は聞いたことがあります。
普段使うことはありませんが
イザとなったときのために持っておくのが
良いかも知れませんね。

何日か野宿してみて分かったんですが、最近の寝袋といっても完全とはいえませんでした。厚着して、スーパーマーケットやコンビニで、下に敷くダンボールをもらったりして体温を逃がさないようにしないと、やはり夜は冷えます。ニット帽を深かぶりしたり、タオルを寝袋の中に折りたたんで敷いたり、ある程度、工夫がいることが分かりました。詳しくは筑摩書房の松本哉さん著「貧乏人の逆襲」を読んでみてください。

野宿実験を開始して24日経ちました。その間に2回風邪をひきました。ダイソーで105円のパンを二つ買い、それを一食として1日2食を続けましたが、ご飯を食べないせいか、体が弱ってきます。飲み水は500ミリリットルのペットボトルに、公園やトイレの洗面器の水を入れて対応しました。まあ、着替えのために家に3日に一度戻り、すぐに外に出るため完全な継続野宿ではないのですが、それでも野宿せざるを得ない人たちの辛さを理解するには充分でした。公園にずっと居るだけで不審者扱いされ、警察官3人に職務質問もされましたし、いろんな場所で白眼視に遭いました。街の標語が「人に優しい街」ですから泣けてきます。言うは易しといったところでしょうか。でも私自身こうした体験をするまで、浮浪者を見かけたりすると「警察に連絡しようかな？」とか考えていたわけで、人の心の移り変わり易さ、その極端な善悪の振れ方にガックリします。今回は父親との些細な口論から野宿せざるを得なくなったんですが、こうした機会がなければ体験できなかったと思います。自分はパソコンやAV機器の修理、ソフトを使ったコンバートができるので家族から一目置かれている面があるかと思います。メーカーに出したら4.5万かかるところを無償で修理しますので。家族や友人と軋轢が生じた時も何か一つ技術を身に付けておけば苦境を凌げると思います。今回私が家を出てから弟のデジタル録画依頼や母親のMP3プレーヤーが壊れたのを修理したことで父親も許してくれたようです。